
小学生向けタイピング検定のおすすめは?小5で3級合格した我が家が解説【目指す級・合格のコツ】

「タイピング検定は小学生でも受けられるの?」
「どの検定を選び、何級を目指せばいいの?」
お子さんにタイピングを覚えさせたい保護者の方が、まず迷うポイントですね。
ばなママ結論からいうと、小学生でも受けられる検定は複数あります。
なかでも自宅からオンラインで受験でき、無料で試せる「タイピング技能検定 イータイピング・マスター」が定番です。
娘は小5で3級を合格しました。





3級まで楽しく練習できたよ
この記事では、以下の点を解説します。
- 小学生向けタイピング検定の種類と選び方
- 目指す級のレベル目安
- 合格に向けた練習方法



あわせて、6級の模擬試験にも受からなかった娘が、約1年で3級に合格するまでの体験談も紹介します。
検定選びで迷っている方が、はじめの一歩を踏み出す参考にしてください。
小学生向けタイピング検定とは?まず知っておきたい基本
タイピング検定とは、キーボード入力の「速さ」と「正確さ」を客観的に評価する試験です。多くの検定に年齢制限はなく、小学生でも受けられます。
まず結論をお伝えすると、小学生に最もおすすめの定番は「タイピング技能検定 イータイピング・マスター」です。
自宅のパソコンから24時間いつでも受験でき、8級は無料でお試しできる手軽さが理由になります。



タイピング検定を理解するうえで、次の3つの用語をおさえておきましょう。
- タッチタイピング:手元のキーボードを見ずに画面を見ながら打つ方法。以前は「ブラインドタッチ」と呼ばれていました。
- ローマ字入力:「か」を「KA」のようにローマ字で打つ入力方式。小学校ではローマ字を習う3年生頃から練習が始まります。
- ホームポジション:入力の基本となる指の置き場所。両手の人差し指を「F」と「J」の突起に合わせる配置を指します。
なお資格には「公的資格」と「民間資格」があり、混同しやすい点にも注意が必要です。公的資格は国や自治体、公的団体が関わる資格で、民間資格は企業や協会が独自に認定します。
イータイピング・マスターは民間資格ですが、公的資格と並んで知名度が高い検定として広く受験されています。
このように、小学生でも検定は受けられ、定番はイータイピング・マスターと覚えておけば迷いません。
小学生におすすめのタイピング検定の種類と特徴
小学生が挑戦しやすい代表的な検定は、大きく3つあります。オンライン受験できるか、ふりがながあるか、無料で試せるかを軸に選ぶとよいでしょう。
理由は、小学生の場合「自宅で気軽に試せる」「読みにくい漢字でつまずかない」ことが継続のカギになるからです。まずは全体像を比較表で確認してください。
| 検定名 | 運営 | 受験方法 | 小学生向きのポイント | 料金の目安 |
|---|---|---|---|---|
| タイピング技能検定 イータイピング・マスター | イータイピング株式会社(民間) | 自宅からオンライン | 24時間受験可・無料模試あり・8級無料 | 8級無料/6〜7級 2,750円/4〜5級 3,850円/特級〜3級 5,500円 |
| 文章入力スピード認定試験 | 日本情報処理検定協会 | 会場(学校・教室など) | 入力文字数で級を認定・実務寄り | 級により異なる(例:3級 2,300円前後) |
| キータッチ2000テスト | 日本商工会議所(公的系) | 指定会場(ネット試験) | アルファベット中心で低学年でも挑戦可 | 会場により異なる |
※料金・仕様は変更される場合があります。受験前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
具体的に、それぞれの特徴を見ていきましょう。
タイピング技能検定 イータイピング・マスター
日本最大級の練習サービスを運営するイータイピング社の検定です。自宅のパソコンから24時間オンラインで受験でき、全級の模擬試験を無料で試せます。
入門の8級は無料なので、まずは実力だめしに最適です。9段階(8級〜特級)に分かれ、自分のレベルに合った級を選べます。
一方でデメリットもあります。この検定はローマ字入力専用で、かな入力では受験できません。ローマ字を習う前の低学年には、その点だけ注意が必要です。
小学生に一番おすすめの検定といえます。無料で始められ、成長を数値で確認できる点が、続ける原動力になるからです。
文章入力スピード認定試験(日本情報処理検定協会)
決められた時間に入力できた文字数で、級を認定する試験です。実務に近い形式で、学校や教室単位での受験によく使われています。
メリットは、入力スピードを段階的に目標化しやすいこと。反面、問題文の漢字にふりがなが付かないため、低学年にはやや難しい場合があります。
漢字にある程度慣れた高学年向けの選択肢と考えるとよいでしょう。
キータッチ2000テスト(日本商工会議所)
キーボード操作技能を証明する、入門レベルの試験です。10分間でアルファベット・数字・記号の2,000文字を、順番に打っていきます。
大きな特徴は、合否を判定しない点でしょう。制限時間内に入力できた文字数で技能を証明し、2,000字すべてを打ち切ると認定書が交付されます。
アルファベット中心なので、ローマ字入力を覚える前の低学年でも挑戦しやすい検定です。
小学生は何級を目指す?級ごとのレベルと合格の目安
小学生はまず5級、慣れてきたら3級を目標にするのが現実的です。イータイピング・マスターの級を、レベルの目安とともに整理しました。
| レベル | 級 | 目安 |
|---|---|---|
| 入門 | 8級・7級 | キーの配置がだいたい分かる |
| 初級 | 6級・5級 | 基本操作・キー配置を理解している |
| 中級 | 4級・3級 | 正確さと速さを備えた技能がある |
| 上級 | 2級〜特級 | 実務でも通用する高い技能がある |
なぜ5級・3級が目安になるのでしょうか。3級は「仕事でパソコンを使う社会人の平均的なスキル」を想定して作られています。小学生が3級を取れれば、大きな自信につながるからです。
入力速度の目安も知っておくと、目標が立てやすくなります。文部科学省は、キーボード入力のスキル向上について評価指標を検討しています。
- 令和4年度の小学5年生の平均は、1分間あたり約15.8文字(文部科学省 情報活用能力調査)。
- 令和8年度までに、1分間あたり40文字程度への向上を目標としています(対象年度は要確認)。
まずは速さより正確さを優先し、少しずつ文字数を増やしていくのが望ましい進め方です。
実際に、小学6年生で模擬試験の最高が3級だったという声もあります。Yahoo!知恵袋には「2級がなかなか合格圏に入らない」という相談も見られます。正答率96%でも、スピードが課題になる様子がうかがえます
なお、履歴書へのアピールは一般に2級以上が目安とされます。3級以下は基礎レベルと見られる傾向があります。
ただし小学生の場合は就職目的ではなく、目標づくりと達成感、自信が主なメリットになります。
したがって、小学生はまず5級、慣れたら3級を目安に、速さより正確さを大切にしましょう。
【体験談】6級模試に落ちた娘が約1年でイータイピング3級に合格するまで
わが家の娘がイータイピング・マスター3級に合格したのは、小学5年生のときでした。



きっかけは小4の春、通っていたプログラミングスクールでの検定のお誘いです。
まずは無料の模擬試験から挑戦しましたが、当時は6級にも届かないレベルでした。
ちょうど学校でローマ字入力が始まった頃で、「できない子はかな入力でもよい」という中、娘はローマ字入力を頑張っていました。
特別なドリルは使っていません。
友達と無料のタイピングゲーム「寿司打」や「タイピングコロシアム」を学校でよく遊んでいたそうです。



学校の先生がすすめる「キーボー島」にも取り組みました。
学校が一人ひとりにアカウントを用意してくれた点も、続けやすさにつながったんだと思います。
練習期間は約1年、頻度は週2〜3回・1回30分ほどで、やらない週もありました。
それでも友達との対戦を重ねるうちに、めきめき上達していったのです。
本人は「なんでうまくなったんだろう?」と不思議がるほど、楽しみながら伸びていました。



3級を受けた時点でも、ホームポジションはまだ定着の途中です。
人差し指をFとJの突起に置くよう意識しつつ、基本は手元を見て、短い単語だけ画面を見て打つ状態でした。
それでも合格できています。
今では「寿司打」の一番高い1万円コースを、ギリギリ元が取れる程度に打てるまでになりました。
振り返ると、親ができた一番のことは「パソコンをすぐ使える環境を整えること」だったと思います。わが家ではリビングにパソコンを置き、娘が好きなときに触れる状態にしました。
娘はYouTubeより「パソコンがやりたい」という日も多く、タイピングやデジタルイラストを楽しんでいます。好きなことのために触るうちに、自然と入力が速くなっていきました。
なお、娘が自分の言葉で書いているnoteもあります。
小5の娘が自分で執筆してるNOTEはこちら。



Vtuberになるために今はイラストを練習中!
アイキャッチ画像も自分で作っているよ!
「うちの子でも大丈夫かな」と不安な方も、遊びの延長から始めれば十分に届く目標だと感じています。
小学生がタイピング検定に合格するための練習方法とコツ
合格への近道は、「正しいフォーム」「毎日の短時間練習」「模擬試験の活用」の3つ。
速さを追う前に、正確さと習慣づくりを優先しましょう。
理由は、自己流の癖がついてから直すのは大変で、短時間でも毎日続けたほうが上達が早いからです。
無理なく続く仕組みを整えることが、遠回りに見えて確実です。



始める前に、次のポイントをチェックしてみてください。
- 始める時期の目安は、ローマ字を習う小3頃(低学年はアルファベット中心の練習からでもOK)
- 正しい姿勢で、画面との距離をとる
- 速さより「正確に打つ」を優先する
- 焦らせず、強要せず、楽しさを大切にする
それでは、具体的な練習法を3つ紹介します。
ローマ字とホームポジションを最初に覚える
上達の土台は、ローマ字入力とホームポジションです。両手の人差し指を「F」と「J」の突起に合わせ、そこを基準に各指の担当キーを覚えます。
理由は、正しいフォームが身につくと、手元を見ずに打つタッチタイピングへ自然に移行できるからです。
自己流の癖がつく前に、正しい指使いを固めておきましょう。



娘は最初自己流で覚えてしまったので、3級を取得した今でも正しいホームポジション修正中です(苦労してます)
1日10〜15分を毎日続ける
長時間の練習より、短時間の毎日継続が効果的です。集中力が続く範囲で区切ったほうが、飽きずに習慣化できます。
ゲーム性のある無料サイトを使うと、モチベーションを保ちやすくなります。
「毎日ちょっとだけ」を合言葉に、生活のリズムへ組み込んでみてください。



娘も毎日10分くらいずつタイピング練習をしていました
公式模擬試験で本番に慣れる
イータイピング・マスターは、全級の模擬試験を無料で試せます。受験する級の選択や、本番形式への慣れに活用しましょう。
まずは無料の8級から始め、合格圏に安定して入るようになってから有料の級へ進むと安心です。模擬試験のグラフで成長が見えると、子どものやる気も高まります。
無料で何度でも試せるので、実力の確認とウォーミングアップに役立ててください。
小学生向けのタイピング検定はイータイピングがおすすめ
小学生向けタイピング検定について、要点を振り返ります。
- タイピング検定に年齢制限は基本的になく、小学生でも受けられます。
- 定番は自宅でオンライン受験でき、8級が無料の「イータイピング・マスター」です。
- 目標はまず5級、慣れたら3級が現実的。速さより正確さを優先しましょう。
- 上達のコツは、正しいフォーム・毎日の短時間練習・無料模擬試験の活用です。
- 料金や合格基準、目標値は変わる可能性があるため、最新の公式情報を確認してください。
遊びの延長から始めても、続ければ十分に届く目標です。
お子さんに合った検定と級で、はじめの一歩を踏み出してみてください。



